北川県共産党委員会の宋明書記は29日、連日の雨により北川県擂鼓鎮にある消毒用漂白剤の保管庫に雨水が入り込み、同日午前8時過ぎ、化学反応を起こし煙が立ち上がったことを明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
解放軍の対化学戦部隊・北川県震災救済指揮部・消防隊がすぐに処置を行った。武装警官数人が軽度の中毒にかかったが、野外病院に運ばれて治療を受け、危険な状態を脱したという。住民は迅速に避難し、被害者は出なかった。衛生防疫部門・対化学戦部隊・消防隊は安全を考慮し、消毒用漂白剤を他の場所に移した。
擂鼓鎮には北川県震災救援指揮部が置かれている。
「人民網日本語版」2008年5月29日 |