北京市安全委員会は27日、同市内全域で四川大地震の強烈な地震波の影響で発生した隠れた危険性の調査を開始したと発表した。
同委員会はすでに市内全域に対し危険性排除業務の実施を促す通達を発布しており、隠れた危険性については即刻対策を講じ、重大なケースについては関連規定に従いすみやかに安全生産監督管理部門への報告を求めている。
今回の調査対象となるのは次の通り。建築物、道路、橋梁など重要構造物、貯水池大型ダム、電力・供水・ガス供給・熱供給系統など重要インフラ、炭鉱、金属および非金属鉱山、堆積場など鉱山施設、各種商店・市場、ホテル・レストラン、地下鉄、各種駅・ターミナル、学校、病院、劇場・映画館、各種文化娯楽施設、観光スポットなど、多くの人々が密集する構築物および設備・施設など。
「人民網日本語版」2008年5月29日 |