民政部の兪建良報道官は27日、震災義援金・物資について、実際の受領や用途指定の有無に関する状況に照らしてすでに使用計画を策定しており、段階的に支給していくと発表した。
受領済みの寄付のうち、用途指定のあるものは、寄付者の意向に沿って迅速に支給される。用途指定のないものは、主に被災者の生活支援、避難、今後の復興活動に充てられる。これまでは主に、四川省を始め各地の被災地で至急必要とされるテント、仮設住宅、衣類、布団、食品などの購入に充てられた。民政部はすでに、義援金の大部分にあたる計12億4000万元のうち、四川省に9億4000万元(うち仮設住宅に3億9200万元)、甘粛省に2億元(うち仮設住宅に1億元)、陜西省に9850万元、重慶市に150万元を給付した。
「人民網日本語版」2008年5月28日 |