什邡市は徳陽市と成都市の間にあり、資源が豊富で、環境が優れているため、「川西明珠(四川西部の真珠)」と称えられている。全市の面積は863.77平方キロ、13の鎮を管轄し、2004年の総人口は43万人であった。
什邡市の野生動物資源は四川省と全国で重要な地位にあり、臥竜自然保護区に属する。
什邡市は四川省の県域では経済が比較的発達した地区である。総合的な経済力は数年連続で四川省「ベストテン県」の2位、西部ベスト百県の上位10位の地位を保っている。2001年の県クラス財政収入は全国で90位であった。
食品、化学工業、冶金、建材、医薬の5大支柱工業システムが形成されている。四川藍剣集団、四川宏達集団などの中堅企業は急速に発展してきた。1996年から、什邡市は6年連続で四川省の総合力「ベストテン県」2位の地位を保っている。全市のGDPは63億1000万元、財政総収入は13億5000万元。什邡市のリン、原炭、石灰の埋蔵量は豊富で、全国の重要なリン生産基地である。
什邡市は観光資源に恵まれ、名所旧跡58カ所、自然風景区6カ所を擁し、四川省の歴史文化名城と称えられている。
「北京週報日本語版」資料
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