四川省宝頂自然保護区は、岷山南側の麓の中部地帯、茂県富順郷、永和郷、溝口郷の接合部にあり、県都から39キロ離れている。総面積は1万9560ヘクタール、ジャイアント・パンダが集中して分布するところであり、希少な植物が多く分布するところでもある。
面積は3885.6平方キロ、チャン族の集まり居住するところ。チャン族の人口は同県の人口総数の88.92%を占めている。3つの鎮、20の郷、149の村民委員会、472の村民グループ、2つの住民グループを所轄している。
アバチベット族チャン族自治州の東南部、青海・チベット高原から川西平原に至る途中にあり、南北の幅が94.8キロ、東西の長さが116.5キロ、北緯31゜24’~32゜17’、東経102゜56’~104゜10’に位置。有名な景勝地の九寨溝・黄龍の観光コースの重要な中継地で、アバ州の「東の玄関」、中心都市だ。
羊の皮で作られた太鼓をたたきながら踊る「太鼓踊り」は、濃厚なチャン族の特色を持っている。
海抜4000メートルぐらいの高い山が多く、山の平均海抜は1500~2500メートル。西部にある最高峰の万年雪峰は海抜5230メートル。東部の土門地区では、山の傾斜度が緩やかで、高さは一般的に800メートルぐらい。同県は竜門山断層震帯に位置し、全国でも地震の最も活発な地区の一つだ。岷江が同県を南北に貫いている。
気候は乾燥して風が多く、冬は寒く、夏は涼しく、昼夜の温度差が大きい。
チャン族の村にある「黒虎望楼」
野生動植物の種類が多く、主に草本植物189種、生薬としての植物184科・574種、分布面積は約3万3500ヘクタール。このほか、獣類、鳥類などの野生動物は41種・101属、そのうち、ジャイアント・パンダ、レッサー・パンダ、キンシザルなどは国の重点保護動物だ。
「北京週報日本語版」資料 |