成都は四川省の省都、中国南西部の観光集散中心地で、総面積は1万239平方キロ、都心地の面積は283.86平方キロ。気候は中央アジア熱帯モンスーン気候に属し、年中暖かく湿潤で、観光に適する。成都の域内には河川が多く、沱江、岷江、青衣江が縦横に流れ、市内を貫いている。すばらしい地理的位置と自然環境に恵まれ、多種多様で魅力的な成都を見せている。
成都は自然資源が非常に豊富で、野生パンダの数が世界保有量の80%を占め、世界最大のパンダ繁殖生育研究基地をもっており、パンダ繁殖研究水準は世界のトップ地位に立っている。基地にはパンダ、レッサーパンダ、黒頸鶴、コウノトリ、白いハクチョウ、黒いハクチョウ、雁、オシドリ、クジャクなどが飼育されている。現在、ここは竹林が青々と生い茂り、緑樹がいっぱい植えられ、花の香りと鳥のさえずりが耳にし、空気が清新で、自然の野山の風光と優美な人工的景観は巧みに解け合わせ、多種の珍しい動物がその中でのんびりと生息し、繁殖している。
成都の文化累積も非常に深く、金沙遺跡の発現によって、3000余年前の成都が成熟した、規模が大きな中心的町であったことが分かります。遺跡から千件もの貴重な文化財が出土され、その中の「太陽神鳥」という図案は中国文化遺産のシンボルマークと指定された。金沙遺跡の発見は、各界の注目を浴びせている。専門家たちは、金沙遺跡は四川省の広漢三星堆に継ぐ最も重大な考古学的な発見の一つであり、金沙遺跡の発掘は古代蜀国の歴史文化を研究するのに対しきわめて重要な意義を持っていることで意見が一致した。金沙遺跡から出たのはこれまでの文献になかった貴重な材料で、成都の歴史と四川の古代史が書き直されるものである。
「北京週報日本語版」 資料 |