汶川県に位置し、臥竜、耿達の二つの郷がを含まれている。同保護区は東西の長さが52キロ、南北の幅が62キロ。臥竜保護区は邛崍山脈の東麓、青海・チベット高原の四川盆地へ移行する高山峡谷地帯にあり、5000メートル以上の高山が101あり、最高峰の四姑娘山が海抜6250メートル。ここは山峰が重なり、雲と霧が漂い、原始林、次生灌木林、ヤダケ林が青々と生い茂っている。保護区内にはいろいろな植物は3、4千種あり、四川ベニスギ、金銭槭など貴重な植物があり、各種の獣類は50余種、鳥類は300余種、国家保護類の稀少動物は29種に達する。
臥竜自然保護区は稀少野生動物パンダが生存し、繁殖する理想的なところで、「パンダの里」、「珍しい生物遺伝子バンク」、「天然動物・植物園」で内外に知られている。ここの地形は高くて湿めっぽく、パンダの主食物――ヤダケとカバ楺竹の生長に適宜している。臥竜自然保護区は国連国際生物圏保護区と指定され、パンダ研究センターとパンダ野外生態観察ステーションが設けられている。現在、臥竜自然保護区で開発された観光スポット地は、動物・植物標本館、地元の植物標本2170号、鳥類標本225号、獣類56号、昆虫700号、魚類6号、水陸両生爬虫類17号があり、6つの実験室をもつ核桃坪パンダ飼育繁殖場と世界唯一のパンダ研究センターは、パンダの観賞、研究をするいいところである。このほか、英雄溝、銀場溝などの見所地があり、景色が美しく、たまには野生パンダをみることがある。
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「北京週報日本語版」 資料 |