成都市から東南へおよそ30キロ離れる双流県に位置し、1700余年の歴史があり、中国の十大古い名鎮の一つである。古鎮内には、明・清時代の建物がずらりと並び、よく保存されている。青い石板で敷かれた路面、木の柱と青い瓦で築かれた楼閣部屋、美しく彫られた欄干と窓格子、いずれも古風かつ質朴で静かなように感じさせる。鎮内には、また6本の樹齢が1000年以上にのぼる榕樹があり、枝が太くて葉が茂り、天を覆い隠し、雄壮で重々しく、古鎮に多くの魂の息を加えている。
古鎮で最も特色のあるのは茶屋で、道の両側、土手の上、竹林のそばにずらりと並んでいる竹のテーブル、竹の椅子、竹の腰掛け、色とりどりの日傘は、古鎮の美しくて鮮やかな景色となっている。古鎮の人にとっては、お茶は食事と同じような大事で、いい加減にしてはいけない。ある茶屋で現地産のジャスミン茶、ある茶屋で極上の竹葉青茶、峨眉雪蕊のような四川茶が出られる。12、3元を払って、一日飲むことができ、特に老人たちは、朝に鳥かごを提げて散策してから茶屋でお茶を飲んで、値段が高くない上に、ゆったりとお茶を楽しむことができる。
鎮内には現在鎮江寺、潮音寺、古竜寺の三つの古い寺廟が保存され、毎年の旧暦六月九日と九月9日の縁日になると、昔の騒がしい場面が再現できる。ここで黄竜鎮の古風かつ質朴な民間風俗を感じることができる。
アドレス 成都市双流県
電話 8628-85696001
URL www.hlxh.gov.cn
「北京週報日本語版」 資料 |