成都市北郊外の斧頭山に位置し、市内から10キロ離れ、広いパンダ大通りが市街区と連なり、現在、国内でパンダなど稀少野生動物保護を行う主要な基地の一つである。基地内では、長年パンダ、レッサーパンダ、黒首鶴、、白首鶴、ハクチョウ、ナベコウ、ガン、オシドリ、クジャクなどの動物が飼育されている。300余種の高等植物で構成した人工生態植生の中に、90余種の野生鳥類が生息している。今の基地は、濃緑色の竹に囲まれ、緑の木が木蔭をつくり、鳥がさえずり、花が香り、空気が清新で、自然の山野の風光と優美な人工景観が融けあって、多くの絶滅に瀕する稀少動物はその中で悠然として生息、繁殖している。
長年来、研究基地は人工によるパンダ繁殖生育の面で世を驚かす業績をとげ、相前後して国連環境計画署の「世界トップ500」、中国の環境保全の最高賞――「中華緑色科学技術金賞」、「全国環境総合整備優秀賞」、「全国科学普及教育拠点」などの賞を獲得した。1993年、世界唯一の稀少野生動物博物館――パンダ博物館を創設した。これはパンダをテーマとする、大自然の生物多様性を展示、宣伝、保護する総合的博物館である。
アドレス 成都外北パンダ大道26号
電話8628-83516911
「北京週報日本語版」 資料
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