成都市西郊外の蘇坡郷金沙村に位置し、中国の考古界で三星堆に継ぐ最も重要な発見である。2001年2月発現されて以来、遺跡から出土した貴重な文化財は1000余点を数え、金器30余件、玉器と銅器がそれぞれ400余件、石器が170件、象牙器が40余件含まれ、このほか、大量の陶器がある。文化財の時代から見て、ほとんどは商(紀元前17世紀の初期―紀元前11世紀)の末期と西周(紀元前11世紀―紀元前771年)の初期のもので、残りは春秋時期(紀元前770年―紀元前476年)のものである。
「太陽神鳥」、「玉琮」、「彩木人像」は金沙遺跡で出土した最も精美な文化財であり、金沙遺跡の「三絶」と称されている。特に「太陽神鳥」の金箔は、厚さが0.02センチメートルしかなく、「太陽神鳥」の図案はすでに中国文化遺産の正式なシンボルマークと指定された。2006年末、規模が大きな金沙博物館は全面的に落成し、2007年3月末、4月の初めに全面的に対外開放され、3000年余年前にここで生活する祖先が創造した偉大な文明を見ることができる。
アドレス 成都市青羊大道北
電話 8628-87777137
「北京週報日本語版」 資料 |