汶川県は四川省中部に位置し、総面積は4083平方キロ。
2007年末の人口は10万5436人で、その内訳は威州鎮が3万688人、綿虒鎮が8606人、映秀鎮が6641人、臥龍鎮が2861人、漩口鎮が1万5215人、水磨鎮が1万1935人、龍渓郷が5172人、克枯郷が3689人、雁門郷が6835人、草坡郷が4211人、銀杏郷が2833人、耿達郷が2756人、三江郷が3994人。
汶川県はアバチベット族チャン族自治州の東南部の氓江両岸に位置する。東は彭県、都江堰市、南は崇慶、大邑の2県、西は宝興県、小金県に隣接し、西北から東北まではそれぞれ理県、茂県と隣接する。
氓江は県の北部から流れ入り、東部を貫き、88キロメートルにわたって流れる。全県の主な経済活動区域は、岷江沿岸と大きな各支流沿岸、半山間地帯である。県の西部はあまり開発されておらず、西南部は国家自然保護区で、1970年に正式に臥龍特別行政区が設置され、世界一のパンダ研究センターがここに設けられた。