有名な道観「上清宮」 |
うねうねと続く山道 がすがすがしかった |
玉清宮の道士たちと別れ、また山頂を目指した。「観音閣」「上清宮」などの建物を過ぎて、ついに標高1260メートルの「青城第一峰」と呼ばれる彭祖峰に到達した。頂には、高さ33メートルの八角六層の塔形の楼閣「老君閣」がそびえたっていた。老君閣の中は吹きぬけになっており、高さ16メートルの銅像「老君騎青牛」が配置されていた。老君閣の外側にはらせん階段があったので、てっぺんまで上り、青城山の幽境をこの目に収めた。その厳かな世界は、老君閣の円柱にあった対聯に、見事に表されていた。
耘苑奇観、東来紫気無双閣
人間仙境、直上青城第一峰
耘苑(仙境のこと)の奇観、
東より紫気 無双閣(二つとない楼閣)に来たる
人間(この世)の仙境、
直上さる青城第一峰
天師洞の張天師(張陵)が植えたという大イチョウの木は、樹齢2000年近くになる |
円明宮の門の上部にある彫刻 |
「人民中国」2008年5月18日
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