中日両国のアーティストが25日夜、東京の六本木ヒルズアリーナで四川大地震の被災地を支援するチャリティーコンサートを行った。被災者への見舞いの気持ちと、日本の友人の温かい気持ちが再び形となった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
中国からは孫国慶さん、斯琴格日勒(スチン・グリラ)さん、黄悦さんらが駆けつけ、代表曲を披露した。
日本の国際緊急援助隊の小泉崇団長も出席し、被災地での救助活動の経過や、被災者から熱い歓迎を受けたことを報告した。斯琴格日勒さんが援助隊に感謝すると、観衆からも熱い反応が沸き起こった。
日本で活躍する中国系歌手のアグネス・チャンさんも参加者の1人。香港出身のチャンさんは17歳で日本に渡り、日本の人々に最も愛される歌手の1人となった。今回のチャリティコンサートのため、わざわざ東京に駆けつけたチャンさんは「みなさんの友情が被災地の人々を元気づけることを希望します」と述べた。チャンさんは近く四川省を訪れ、被災した子どもたちを見舞う予定だ。
日本からは有名歌手の菅原保徳さんらが参加した。
写真:中日友好団体による「中国・四川大地震チャリティーコンサート」が25日、東京の六本木ヒルズアリーナで行われた。孫国慶さん、アグネス・チャンさん、宗次郎さんら中日のアーティストが公演し、被災地への寄付を呼びかけた。
「人民網日本語版」2008年5月26日 |