民政部によると、四川大地震の被災地住民の基本的生活を保障するため、民政部・財政部・国家糧食局は20日、国務院の決定に従い、生活に困難を抱える被災者に対して臨時生活援助を提供するよう四川省・陝西省・甘粛省・重慶市・雲南省の民政部・財政部・糧食局に指示する通知を出した。「新華網」が伝えた。
通知によると、臨時生活援助には補助金と救援食糧の提供が含まれる。援助の対象となるのは、地震によって住居や生活手段や収入源を失った生活に困難を抱える被災者。補助金の基準は1人1日あたり補助金10元と食糧500グラムで、補助期間は3カ月となる。震災によって身寄りを失った子どもや老人や障害者は1人1カ月あたり600元、もともと身寄りがなく被災者となった子どもや老人や障害者も1カ月600元を受け取ることができる。補助期間は3カ月。補助金の交付に必要な資金は中央財政から特別に支出される。
「人民網日本語版」2008年5月22日 |