日本の総務省消防庁は5月14日、四川省の被災地に救援隊員を派遣したいと表明し、中国政府は15日午前11時、日本救援隊の受け入れを承認した。日本緊急援助隊の第1陣は16日未明、北京経由で成都に到着。援助隊は昼夜兼行で当日の午後3時半頃に被災地に到着した。これは汶川大地震後の被災現場に到着した最初の外国援助隊であり、新中国成立以来、最初に迎える国際援助隊でもある。
救援隊の隊員たちは16日から関荘鎮、青川県城、北川県城などの被災地に赴き、ただちに緊迫した救出活動に着手し、自らの危険を顧みず、困難で危険な環境の中で90時間以上にわたって捜索救出活動を行い、生存者を救出するために力を尽くした。
「救援隊は全力を尽くして15人の犠牲者を発見したが、生存者を一人も救出できずとても残念だ」と援助隊員は語った。
日本の援助に対し、中国政府と国民は感謝の意を示し、日本の援助隊の奮闘ぶりを高く評価した。
日本の緊急援助隊の第1陣が成田空港から15日、中国に出発
5月16日午前3時、成都に到着
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