福田首相は、日本時間21日午後2時10分、日本駐在中国大使館を訪れ、四川大地震の犠牲者に哀悼の意を表した。
福田首相はその際、地震の犠牲者に哀悼の意を表すと共に、いまは、オリンピックを控える時であるからこそ頑張ってほしいと語った。
福田首相は、「温家宝首相が現地で指揮している姿を拝見した。救助の取組みが効果を表し、早く復活してほしい」と語り、中国側が必要な時に日本側は援助を提供する意向を示した。さらに、福田首相は、胡錦涛主席に哀悼の意を伝えてくれるよう日本駐在の崔天凱大使に託した。
これに対して、崔天凱大使は、「福田首相は、外国の首脳の中でも中国に最も早く慰問のメッセージを寄せた人だ。日本の国際緊急援助隊も優れた救助作業をおこなった。これは、中日両国の助け合う精神の現われだ」と述べ、日本の政府と国民の中国への思いやりと提供した援助に感謝の意を表した。
「CRI」2008年5月21日 |