ロシアの医療隊が20日午前10時35分、イリューシン76輸送機で成都市に到着した。最初に被災地入りした外国の医療隊で、輸送機には移動病院、車両、救援物資が積まれている。同日午後には別のイリューシン76輸送機が医薬品7トンを含む人道支援物資36トンを積んで成都市に到着した。
四川省外事弁公室によると、日本の国際医療隊も同日、四川省に到着した。ロシア隊は彭州市、日本隊は徳陽市で負傷者の治療に当たる。
中国赤十字の楊会新報道官は19日「救援活動の現状と必要に照らし、ドイツ、イタリア、ロシア、日本の医療隊を受け入れる。中国赤十字は被災地の医療ニーズを見て、各国の赤十字と緊密な連絡を保つ」と発表した。
外交部の秦剛報道官も先日「現在の救援活動の実際のニーズを考慮し、中国赤十字に一部の外国医療隊を受け入れる権限を与える」と表明した。
「人民網日本語版」2008年5月21日 |