国際連合安全保障理事会(以下「安保理」)は20日、ハイレベル弁論会を開く前に黙祷を捧げ、四川省汶川大地震の犠牲者に哀悼の意を表した。
同日午前、安保理は衝突後の再建などの問題についてハイレベル公開弁論会を開いた。弁論会を主宰する安保理輪番主席のミリバンド英外相は安保理のメンバー全体を代表し、四川省地震について中国政府と人民にお見舞いの意を表した。参会者全体は起立して一分間の黙祷を捧げ、汶川大地震の犠牲者を悼んだ。
中国の王光亜国連常駐代表はこれに対し感謝の意を表し、「中国政府と人民の共同による努力および世界各国と国際機構の大きな支持の下で、中国は必ず災害に勝ち、救助活動を成功裏に全うする」と述べた。
写真 米国ニューヨークにある国連本部で行われた安保理会議で、潘基文国連事務総長は安保理のメンバーとともに黙祷を捧げ、中国四川省汶川大地震の犠牲者に哀悼の意を表した
「北京週報日本語版」2008年5月21日
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