外交部の定例会見で15日午後、秦剛報道官が質問に答えた。
――中国側は15日午前、日本政府が専門の救援要員を四川大地震の被災地に派遣し、救援活動に協力することに同意した。中国政府はなぜ日本政府の派遣に最初に同意したのか。どの地区へ派遣されるのか。
中国政府は、日本政府が専門の救援要員を四川大地震の被災地に派遣し、中国側の救援活動に協力することに同意した。日本側のこの行動は、日本の政府と国民の、中国の政府と国民への友好感情の表れだと私たちは考えている。特に私たちの国は現在非常に困難な時期にあり、中国の政府と国民は、日本の政府と国民の力強い支援に非常に感謝している。中国側の関係部門は現在、日本側と緊密な意思疎通と協議を進めている。救助隊が最短の時間で被災地入りし、活動に入れるよう、早急に手配をする。
私たちがこの決定を下したのは、近隣と迅速の原則に照らしてのことだ。四川大地震の発生後、いくつかの国々が救援要員を被災地に派遣し、中国側の救援活動に協力する意向を表明した。私たちは、こうした国々の政府と国民の、中国の政府と国民への同情と支援に深く謝意を表す。中国側の関係部門は被災地の実情に照らし、救援活動の進捗状況や現地の受け入れ態勢を含め、真剣に検討を進めている。(編集NA)
「人民網日本語版」2008年5月16日 |