矯勇・水利副部長は、現場を視察した専門家の話として、地震によって都江堰水利施設の魚嘴部分に亀裂が生じ、外江水門の管理所と予備発電室が倒壊したものの、施設の安全な稼働への影響は出ていないと発表した。現在、水利部の作業チームと専門家チームはすでに第一線に赴き、紫坪舗ダム、都江堰下流、成都平原の安全の確保を目標に、紫坪舗に現場対策指揮本部を設置した。
都江堰水利施設は紫坪舗ダムの下流に位置するため、紫坪舗ダムに安全上の重大な問題が生じた場合、都江堰水利施設と都江堰市も水没の危機に瀕する。
水利部の専門家チームは紫坪舗ダムと都江堰水利施設の安全を確保するため、紫坪舗ダムの状況を確認し、安全対策を提出。紫坪舗ダムの排水路の復旧に全力で取り組み、貯水水位を引き下げ、都江堰の安全を確保する。排水路はすでに14日に復旧し、毎秒700立方メートルの排水が行われている。
「人民網日本語版」2008年5月15日 |