国務院地震災害救助指揮部の総指揮を務める国務院の温家宝総理(中国共産党中央政治局常務委員兼任)は13日午前7時、地震対策本部の会議を再び召集し、「今夜午後12時までに震源地までの道路を復旧し、地震災害対策・応急修理・被災者救助を全面的に展開しなければならない」と強調した。「新華網」が伝えた。
温総理は、「救助にあたる解放軍部隊の指揮員と兵士は、全力で道路の復旧にあたり、震源地に入らなければならない」と強調。食品や薬品など緊急な必要物資を被害の深刻な地域に空から投下する措置の必要性も指摘した。被害の深刻な地域の一部には救助要員がまだ到達しておらず、被害状況もはっきりしていない。地震災害救助指揮部では、被災を受けた全ての市・県・郷・鎮に13日午後12時までに救助要員を派遣し、被害状況を明らかにし、救助活動を展開していく方針だ。
「人民網日本語版」2008年5月13日
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