今年は中日国交正常化36周年と中日平和友好条約締結30周年にあたる。この特別な年に、中国人民が中日関係の発展に重要な貢献を果たした日本の先代の政治家を忘れることはない。
胡錦濤国家主席は東京で6日夜、田中角栄元首相の娘の田中真紀子氏と家族、大平正芳元首相の息子の大平裕氏と家族、園田直元外相の天光光夫人と息子の園田博之氏らと、親しく面会した。胡主席は中日関係の発展における生前の彼らの貢献をしみじみと思い起こした。
1972年、田中角栄首相は中国の先代の指導者と共に戦略的決断を下し、中日国交正常化を実現して中日関係を新たな発展の段階に乗せた。同年、大平正芳氏は外相として、中日国交正常化の実現を田中角栄首相と共に積極的に推進した。1979年には首相として再び訪中し、対中円借款の実施を決定し、中国の現代化建設にプラスの役割を果たした。30年前、園田直外相は中国を訪問し、日本政府を代表して中日平和友好条約に署名した――。
胡主席は「国交正常化後の36年間の発展を経て、中日関係は今新たな歴史的スタートに立ち、一層の発展に向けた新たなチャンスを迎えています。私が今回貴国を訪問したのは、戦略的互恵関係の新たな、一層の発展を促すためです」と語った。(編集NA)
「人民網日本語版」2008年5月7日 |