胡錦涛国家主席は7日、東京で福田康夫首相と会談し、中日関係やその他の共に関心を寄せる問題について掘り下げて意見を交換した。
会談では福田首相が、日本産のコメの対中輸出に対して、恒常化することを提出した。
胡錦涛主席は、中日両国はアジアひいては世界で重要な影響力のある国として、平和、友好、協力の道を歩まなければならず、中日関係が新たな出発点に立っている現在、双方は共同で中日戦略互恵関係を全面的に発展させる新たな局面を切り開かなければならないと語った。
また中日関係をより一層発展させるために、胡錦涛主席は次の5つの提案を出した。
1. 両国首脳の相互訪問のメカニズムを構築する。
2. エネルギー、環境保護、金融、情報などの面における互恵協力を強化する。
3. 人的往来、特に青少年の交流を強化する。
4. 共同でアジアの新興を推進し、北東アジアの平和安定を維持して、東アジア地域の地域間協力を促進する。
5. 中日双方は気候変動や南北格差などの問題でしかるべき貢献を行う。
「チャイナネット」2008年5月7日 |