細菌戦の犯罪行為に関する国際シンポジウムは、12月7日中国中部湖南省の常徳市で行なわれた。中国、日本、アメリカ三ヵ国の70人余りの専門家や学者がこれに参加した。今回のシンポジウムでは細菌戦の犯罪行為に関する研究の新しい進展、新しい成果、新しい発見と中国、日本、アメリカ三ヵ国の当面の細菌戦歴史に対する研究状況や動き及び細菌戦歴史研究での国際的協力などの問題が討議されている。
伝えられるところによると、この20年近くの間、世界の学術界の人々は厳粛な研究を経て、日本軍が第二次世界大戦期間中、中国を含むアジア地域で細菌戦の実験と実施を盛んに行なったことを証明した。
1997年8月、中国の180人の細菌戦の被害者とその家族は日本政府に起訴を正式に提出し、謝罪と賠償を要求した。今年の8月、日本の裁判所はこれに対し判決を下し、日本侵略軍が浙江省や湖南省の常徳などの地区で細菌戦を行なった事実を始めて認めたという。
「CRI」2002/12/09 |