中国国家海洋局はこのほど発表した「2006年海洋行政執法公報」のなかで、同局中国海監総隊が東中国海の海洋権益を維持するため定期巡航(パトロール)制度を確立したことを明らかにした。また、中国政府の関連政策に従い、同総隊はパトロールを巡る法執行業務を定期的に行い、東中国海の中国管轄海域で航空機や船舶による長時間かつ全面的なパトロールを行った。許可を得ずに東中国海の大陸棚で石油・天然ガスの資源探査活動を行ったり、中国の石油・天然ガス開発活動を妨害したりする外国船舶は監視、駆逐する。
中国政府の許可を得ず、東中国海の中国管轄海域で海上調査を行う米国軍事測量船に対しては追跡監視を行い、立場を明確にし、作業を停止するよう要求している。
「人民網日本語版」2007年4月12日 |