外交部の孔泉報道官は11日の記者会見で、東中国海のガス田採掘をめぐる中日間の協議の状況について、記者からの質問に次のように答えた。
中国と日本は9月30日、東中国海問題をめぐる第3回協議を東京で開いた。われわれは、今回の協議、特に東中国海の境界画定や資源採掘に関する交渉は、率直かつ誠意のこもった、実務的なものだったと思っている。双方は10月中に第4回協議を北京で開催するために調整を進めている。われわれが繰り返し述べたとおり、東中国海問題について中日両国には意見の相違がある。中国は協議を行うことを自発的に提案した。「論争を留保して共同開発する」という考えも中国が提起したものだ。第1~3回協議の中で、中国はずっと積極的で実務的かつ誠実な態度で、関連の問題について日本と協議してきた。平和的対話を通して双方が受け入れられる解決方法を見つけたい。われわれは、日本が積極的に中国の努力に歩調を合わせ、建設的で実務的な態度で第4回協議を進めることで、問題が最終的に平和的対話により適切に解決されることを願っている。
「人民網日本語版」2005年10月12日
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