「中日共同声明」、「中日平和友好条約」、「中日共同宣言」の3つの政治文書を厳密に順守し、実際の行動により21世紀の中日友好協力関係に力を入れなければならない。
「歴史を鑑(かがみ)とし、未来に向かう」ことを的確に堅持しなければならない。日本の軍国主義が発動した侵略戦争は、中国の人民に重大な災厄をもたらすとともに、日本の人民にも深い損害を与えた。歴史への正しい認識と対応とは、つまり、あの侵略戦争に対して表明した反省を実際の行動に移すことであり、中国やアジア関連諸国の人民の感情を傷つけるようなことを決して繰り返さないということだ。日本が厳粛かつ慎重な態度で歴史問題を処理するよう望む。
台湾問題を正しく処理しなければならない。台湾問題は中国にとって核心的な利益であり、13億の中国人の民族感情にかかわる問題だ。日本政府は「一つの中国」政策と「台湾独立」不支持を何度も表明している。日本がこうした約束を実際の行動に反映させるよう望む。
対話と対等な交渉を通じ、中日間の対立点を適切に処理する姿勢を貫き、対立点を解決する方法を積極的に模索し、中日友好という大局が新たな障害や衝撃を受けないようにしなければならない。
双方の幅広い分野での交流と協力をさらに強化し、民間の友好的往来をさらに強化し、相互理解を促進し、共同の利益を拡大し、中日関係を健全かつ安定的に、前向きに発展させなければならない。
「北京週報日本語版」 |