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欧米在住の中国人、西側の歪曲報道に反対

 

米国、フランス、英国、ドイツ在住の華僑・華人と中国人留学生は19日、各種の活動を次々に催し、北京五輪開催への支持、および拉薩(ラサ)での「暴行・破壊・略奪・放火」の重大な暴力犯罪事件に対する西側メディアの事実と異なる報道や、聖火リレーでの「チベット独立」分子寄りの報道への反対を表明した。

米国の華僑・華人はワシントンD.C.の連邦議会前の広場で「嘘を批判し、真相を暴き、暴力に反対し、オリンピックを迎える」を目的とする平和的な集会を自発的に開いた。参加者らはプラカードや横断幕を高々と掲げ、過去半世紀余りに西蔵(チベット)で起きた多大な変化を通行人に説明し、CNNなど米国メディアによる西蔵関連の歪曲報道への反対を表明した。在米20年以上の多くの中国系市民は集会の情報をネットで知り駆けつけた。ワシントンD.C.の華僑・華人が自らの正義の声をこうした形で表明するのはこれが初めてだという。

フランスの華僑・華人と留学生はパリのレピュブリック広場で盛大な集会を開催。北京五輪を支持し、仏メディアの事実と異なる報道に反対し、中国の国際イメージを守ると表明した。広場に入ると、留学生らのうちある人は中仏両国旗やPR手帳を配り、ある人は中国の地図をプリントしたTシャツを配り、ある人は長い布を広げ北京五輪支持の署名活動を行い、ある人は西蔵に希望小学校を建設するための募金活動を行い、またある人は「北京五輪支持、メディアの不公平に反対」と書かれた巨大なプラカードを手にデモ行進を行った。

英国の中国人留学生はロンドンの有名なウェストミンスター宮殿前でサイレントデモを行い、BBCなど英国メディアの歪曲報道に抗議した。参加者は大多数は20代の若者で、英国各地から駆けつけた。午前10時から午後3時までの間、若い学生達は空腹も忘れ、疲労も忘れ、ただ真相を報道するよう英国メディアに求め、特にBBCには二度と中国を意図的に悪魔扱いしないよう求めた。

ドイツ各地から駆けつけた数千人の華僑・華人、および一部ドイツの友人はベルリン中心部から「オリンピックの政治化に反対し、西側メディアの事実と異なる報道に抗議し、各国国民の友愛と共生を促す」との共通の心の声を発した。延々と続く威風堂々たるデモ隊は、ドイツ連邦報道局前のフリードリッヒ駅を出発し、ベルリン最大の繁華街であるフリードリッヒ通り、ウンター・デン・リンデン通り、ライプツィヒ通りなどを経て、ドイツ統一後のベルリン第3の中心地であるポツダム広場で集会を行った。主催者側によると参加者は4000~5000人。在ドイツ華僑・華人・中国人学者・中国人留学生による過去最大規模の活動の1つだという。

「人民網日本語版」2008年4月21日

 

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