会場の雰囲気
中日新聞交流功労者賞を受けた林国本氏、銭嗣傑氏、李徳安氏
外交部の王毅副部長は、12日、北京で、胡錦涛国家主席がまもなく行う日本公式訪問は、両国関係において、一里塚的な意義のある出来事だと強調した。
これは、王毅副部長がこの日、北京で開かれた中日両国のメディア関係者の集まり、中日新聞事業促進会「2008年春の集い」で述べたものだ。王毅副部長はその際、「胡錦涛主席がまもなく行う日本訪問は、新世紀に入ってから初めての中国の国家主席の日本訪問で、両国が戦略的互恵関係の構築においては、一里塚的な意義をもつ出来事だ」と語った。
王毅副部長はまた、両国の関係増進と相互理解の強化において、民間の力を存分に発揮する必要があることを強調した上で、メディアの相互理解における役割の重要性を指摘した。さらに、「オープンで、調和の取れたアジア協力の実現に向け、中日両国を含むアジアのメディアが声を強くして発信いく必要がある」と強調した。
この集いに出席した宮本雄二在中国日本国大使も、胡錦涛国家主席の日本訪問の意義を高く評価し、「両国政府首脳のハイレベル交流は非常に重要である。ぜひとも胡錦涛国家主席の訪日を成功させなければならない」と語った。宮本大使は、また、中日新聞事業促進会が中日の相互理解に果たした役割を高く評価し、国民同士の理解不足を乗り越えるため、メディアが一層力を発揮していくよう期待した。
中日新聞事業促進会はニュースメディアにおける中日両国の交流および相互理解の促進を目的とし、最初は主として、日本で特派員経験のもつ中国人記者の会として、1994年に北京で設立された。今回の集いには両国のメディア関係者、政府機構、企業界の代表ら約210人が参加した。席上、中日新聞事業促進会のショウ華澤会長が挨拶し、孫東民副会長兼秘書長が2007年度の活動報告を行った。
この席で、また、中日の文化交流やメディア交流に貢献した人たちや日本企業にも賞状が贈られた。
「CRI」2008年04月14日
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