外交部の秦剛報道官は21日、ペロシ米下院議長がダライ・ラマ14世と面会したことについて記者の質問に答えた。
――ペロシ米下院議長がこのほど、インドでダライ・ラマに会見し、西蔵問題について道徳的権限を失わないためとして、国際社会に中国への非難を呼びかけたが、これについてどう思うか。
ダライ・ラマは政教一致の西蔵農奴制度における総代表で、長年祖国の分裂・民族の団結を破壊する活動に携わってきた政治亡命者だ。ダライ集団が祖国を分裂する策謀を促し支持する行為は国際関係の基本的なルールに違反するもので、道徳的な権限を占拠するものではない。両者の面会にわれわれは断固反対する。
西蔵(チベット)自治区政府が法に基づき拉薩の重大な暴力犯罪事件を処理して以来、100カ国近くが公開または中国側に国の主権・領土保全・西蔵安定を保護するための行動を支持し、暴力犯罪行為および主謀者を厳しく非難するものだと表明している。これは国際社会が中国側に立っていることを十分に証明している。人にはみな正義がある。一部分の人がダライ・ラマを利用して自分の目的を達成する画策は思い通りに行かないはずだ。(編集KA)
「人民網日本語版」2008年3月21日 |