外交部の秦剛報道官は18日の定例会見で、「ダライ(ダライ・ラマ14世)は単なる宗教者ではなく、宗教の表看板を掲げ、長年世界で祖国分裂・民族団結破壊活動に携わっている政治亡命者だ」と表明した。
――最近拉薩(ラサ)で発生した暴力事件について、世界にはダライは分裂分子ではないとの声があるが。
ダライは単なる宗教者ではなく、宗教の表看板を掲げ、長年世界で祖国分裂・民族団結破壊活動に携わっている政治亡命者だ。
ダライは第1に、西蔵(チベット)が歴史的に中国の一部であることを認めず、西蔵は中国に占領された国家だと称している。第2に、西蔵の現行体制を認めず、これを転覆して再度別のものを敷くとしている。第3に、中国領土の4分の1近くを占め、歴史上存在したことのない「大チベット」の樹立を堅持している。第4に、「大チベット」からの中国軍の撤退を要求している。第5に、蔵(チベット)族以外のすべての者を「大チベット」から転出させようとしている。ダライ集団のいわゆる「チベット亡命政府」は「亡命チベット人憲章」において、西蔵に「連邦民主自治共和国」を樹立するとしている。
ダライの十数年来の言動は、彼が未だ真に分裂の主張を放棄せず、分裂活動を停止していないことを示している。拉薩で発生した暴行・破壊・略奪・放火の重大な暴力犯罪事件は、ダライ集団が入念に画策・煽動したものであり、ダライ集団の分裂的本質を再び暴露し、またダライ集団の揚言する「平和」「非暴力」の虚偽性と欺瞞性を暴露した。
「人民網日本語版」2008年3月19日
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