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記者会見  
シャンバピンツォ主席 ラサで起こった「殴る、壊す、奪う、焼く」事件についての談話

 

北京で両大会に出席しているシャンバピンツォ・チベット自治区主席は17日、ラサで起こった「殴る、壊す、奪う、焼く」の暴力事件について記者会見し、この事件の状況を紹介した。

シャンバピンツォ主席は、「ラサ市内では3月14日、『殴る、壊す、奪う、焼く』の厳しい暴力犯罪事件が起こった。これはダライ・ラマのグループが組織的に計画し、綿密に画策して指揮したものであり、内外の『チベット独立』勢力が結託して行ったものである」と語った。

ラサ市の民政部門は事件の被害者を救助している

ラサ市の救助ステーションでは、3月14日の「殴る、壊す、奪う、焼く」の破壊事件でホームレスとなった被害者に、基本の生活問題を解決するために無料で被害者に衣食住や医療を提供し、故郷に戻る人たちにチケットも提供している。

ラサ救助ステーションによると、これまで49人の被害者が救助ステーションで救助され、基本的な生活は保障されたという。被害を受けた人の中には、2人の妊婦もいた。

ラサ市民政局は、所在地の派出所が作成した証明書類を持っている被害者には、衣食住などの基本的な生活を保障している。また故郷に帰りたい人たちには無料のチケットを提供し、帰りたくない人には、救助ステーションで基本的な生活が出来るよう手助けしている。

ラサ市内の小中学校、正常に学校が始まる

ラサ市内の全ての小学校、中学校、各大学では17日、正常に授業が始まった。ラサ市の北京中路にある吉朋崗小学校では、道路が封鎖されているために登校できない十数人の生徒以外、1530人の学生の全員が登校した。

同校の王副校長は、「朝7時から、約100人の先生が次々と出勤し、8時半からは生徒たちが両親とともに登校を始めた」と話す。構内では、一部の生徒が運動場を掃除し、多くの生徒は構内で本を暗唱していた。また運動場の側で遊んでいる生徒もいた。

ラサ市の江蘇路にあるラサ市第八中学校では、ほとんどの生徒が通常通り登校した。同校の王浩波校長は、「1803人の生徒のほとんどが登校し、学校に来ていない学生は封鎖されている地域に住んでいるため、親たちは休みをとる電話を学校にかけてきました。私たちの学校は正式に始まり、通常と同じです」と語った。

ラサ市の奪森格路にあるラサ市第一小学校では、朝8時半から親たちに連れられた多くの学生が学校に到着した。またラサ大学も正常に始まった。

チベットの各民族の人々の根本的な利益を守るために措置をとった

シャンバピンツォ・チベット自治区主席によると、ラサ市で起こった「殴る、壊す、奪う、焼く」の暴力犯罪は、チベット社会の各界に強烈な憤慨と厳しい非難を引き起こした。

「チベット自治区は早速、公安部門、武装警察及び他の部門を指揮し、燃やされた場所を消火し、負傷した被害者を救助したほか、学校、病院、銀行、政府機関のセキュリティを強化し、法律に依って暴力犯罪行為を取り締まった。私たちがこのような措置をとったのは、社会の安定や国家の法制、チベットの各民族の根本的な利益を守るためのものだ」とシャンバピンツォ主席は語った。

「チャイナネット」 2008年3月17日

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