次期全国政協の委員名簿が先日発表された。次期全人代の代表名簿の確認も28日に行われる。次の両会(全人代・全国政協)では、金融界からの代表・委員が大幅に増える見込みだ。「上海証券報」が伝えた。
第11期全人代代表と第11期全国政協委員のうち金融界出身は50人余り。内訳は証券業(上場企業を除く)が約12人、中国銀行業監督管理委員会・商業銀行本店・資産管理会社関係が16人余り、中央銀行関係が約17人、保険業が約6人。
第10期と比べ金融界出身者の数は約2倍に増えた。証券業が約7人、中国銀行業監督管理委員会・商業銀行本店・資産管理会社関係が7人近く、中央銀行関係が約14人の増加だ。
業界筋は「金融界出身者の大幅な増加は、金融業が国民経済に占める地位と役割が急速に高まり、それに伴って発言権も日増しに高まっていることを示すものだ」と指摘する。
「人民網日本語版」2008年2月28日
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