四川省は第11次5カ年計画(2006~10年)期間中に、汚水処理工場や都市ゴミ処理場の建設、工業汚染源の管理に81億5100万元を投じ、三峡ダム区への流入する水の水質を国家Ⅱ類基準まで改善する方針だ。省環境保護局が14日、発表した。
同省が先月31日に発表した「三峡ダム区およびその上流の水質汚染整備計画(修正版)」は、省内の20市街区を「三峡ダム区影響区」、14市(州)の関係県(市・区)を「三峡ダム上流区」と指定。整備事業により、2010年までに主な規制断面の水質をほぼ「国家地表水環境質量Ⅱ類」の基準にまで改善する計画だ。
「人民網日本語版」2008年2月15日 |