国家品質監督検査検疫総局の魏伝忠副局長は13日、「日本で発生した冷凍餃子による中毒事件は特別なケースであり、残留農薬による食品安全事件ではない」と明らかにした。
これは、魏伝忠副局長が餃子中毒事件に関する記者会見で述べたものである。この中で、魏伝忠副局長は「出来るだけ早く真相を究明するために、中国は日中双方が共同調査チームを作り、中国と日本のいろいろな過程について徹底的な調査を行うことを提案する」と述べた。
また、魏伝忠副局長は、中国とアメリカ、中国とヨーロッパの間で設立して順調に機能している食品安全協力システムを参考にし、出来るだけ早く食品安全に関する中日間の長期的なシステムを設立するよう日本側に提案した。
なお、新華社通信の報道によると、中国検査検疫科学院は中日が共同で確認した検査方法で日本から持ってきた餃子サンプルを検査したが、メタミドホスとジクロルボスは検出されなかったということである。
「CRI」2008/02/14 |