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中国を透視する―中国・一問一答  
問 台湾民進党は、政権に就いて以来、とくに07年以降、一連の「脱中国化」の姿勢を相次いで見せている。大陸はこれをどう見ているのか。「台湾独立」勢力が打ち出す可能性のある極端の「台湾独立」の動きに対しては、どんな姿勢を維持しているのか。

 ここ数年来、台湾当局の指導者は1つの中国の原則を受け入れず、「九二共同認識」を否定したり、「一辺一国」」(台湾と中国はそれぞれ別の国)といった分裂主義を主張したり、「脱中国化」や「台湾の名に正す」など、さまざまな「漸進的な台湾独立」活動を大々的に行ってきた。はては「台湾独立」のタイムテーブルを提出したことで、両岸関係をさらに発展させる基盤は著しく損なわれ、台湾海峡地域の平和と安全が脅かされることになった。台湾当局の指導者の分裂を主張する行為は、両岸関係を損なうだけでなく、台湾の社会と経済をも揺れ動かしている。

中華文明は数千年の歴史を有する。それは中華民族の誇りであり、昔から人類文明の重要な一部でもあった。ごく少数の「台湾独立」分裂主義勢力は、「台湾の名に正す」や「脱中国化」を通して、台湾と大陸との血縁関係を断とうと企てているが、この卑劣な行為は人心を得られるものではない。われわれは、台湾は昔から中国領土の不可分の一部だという歴史的事実と、国際的に公認された法的地位を変えることは絶対に許さない。

中華民族の発展史の流れを見れば、統一が一貫して主流をなしており、人心の赴くところのものでもある。両岸関係の平和的な発展は、両岸同胞の共通の願いに合致し、また国際社会の普遍的な期待にも合致している。われわれは、台湾の分裂主義勢力が「台湾独立」の道で講じているさまざまな行動と分裂の陰謀を注意深く見守り、「台湾独立」の分裂主義勢力がいかなる名の下であれ、いかなる方式であれ、台湾を祖国から分裂させることは絶対に許さない。同時に、われわれは台湾海峡両岸の平和的な発展という命題をしっかりと把握し、両岸関係の平和的な発展に役立つさまざまな政策や措置を引き続き貫徹し、実施し、最大級の誠意をもって、最大の努力を払って、両岸関係の平和的な発展を推進していくつもりだ。

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