科学者と現地政府部門による長年の努力がついに実を結んだ。浙江省ジョウ泗県海域で行われていた水文(すいもん)地質探査でこのほど、豊富な淡水資源が発見され、海域における水文地質ボーリング調査の国内成功第一例となった。
ジョウ泗県列島は長江旧河床の延長部分にあたる。探査によると、同海域の海底下300メートルの第四紀地層中に開発利用が可能な含水層が3つ以上あり、水資源は極めて豊かという。初期調査の結果、第一含水層の可採資源量は1日あたり1万立方メートル、水質は直接飲用が可能、第三含水層の可採資源量は1日あたり8万立方メートル、水質は適切な処理を行えば飲用が可能であることが判明した。
※ジョウ泗県の「ジョウ」は「山」の右に「乗」
「人民網日本語版」2007年12月27日 |