民間卓球交流は中日両国の外交史に輝かしい一章を記した。1956年、中国卓球代表団が東京での第23回世界卓球選手権に参加した。これは中国の卓球チームが初めて国際舞台に登場したもので、両国人民の友誼増進に特別の役割を果たした。両国の民間スポーツ交流はここからスタートした。
徐主席は「今回の大会によって両国の選手が力を発揮し、切磋琢磨し、長所を生かし、足りない点を補い、卓球によって中日友好交流の橋を架け、小さな卓球のボールで両国青少年の友好の気持ちを伝えることを希望している」と述べた。
今回の卓球大会は「中日文化スポーツ交流年」の活動の一環で、4日間行われる。友好都市の関係を結んでいるか友好交流を積極的に行っている両国の都市が合同チームをつくって試合を行う。各チームとも中日双方からその都市の小学生を1人ずつ選手として試合に出すことになっている。
日本衆議院議員加藤紘一元自民党幹事長は次のように述べた。日中両国の友好往来は2000年余り前から始まっている。きょうは、両国の豆選手が同じユニホームを着て一致団結し、試合で勝利を目指すものであり、こうした形で結ぶ友情はいかなるものにも代えがたく、今後の両国の友好関係発展に非常に有益である。
天津・神戸合同チームの2人の選手が参加選手全員を代表して選手宣誓を行った。
今年は中日国交正常化35周年と「中日文化スポーツ交流年」で、一連の交流活動を行う。今回の卓球大会のほか、中日友好協会は今秋、中国の卓球の元世界チャンピオン20人と武術選手30人を日本に招いて交流することを計画している。また日本の関係者も参加して10月に西安で遣唐使派遣1400周年記念イベントも行われる。
「2007年8月21日」
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