Imprimer cet article

Commenter cet article

民間交流  
日本松山バレエ団が『白毛女』を公演

 

2003年10月14日、中日平和友好条約締結25周年を祝うため、80歳を過ぎた清水正夫氏が自らバレエ団を率いて北京入りし、訪中公演を行った。それは、松山バレエ団にとって、12回目となる訪中公演であった。

 2004年12月28日、清水正夫氏の「文化交流貢献賞」の受賞を祝うために日本松山バレエ団が東京で現代バレエ『白毛女』の公演をおこなった。 

1955年、松山樹子氏が周恩来総理に贈られた映画『白毛女』のフィルムをもとに、バレエ『白毛女』を創作した。周恩来総理は中国の国慶節のレセプションに日本で『白毛女』を踊った松山樹子氏を招待し、1958年には周恩来総理の招きで松山バレエ団が訪中して、北京、上海、重慶、武漢などの都市で初めて中国人にバレエ『白毛女』を披露した。日本の『白毛女』は中国の劇場を大いに沸かせ、好評を博している。

1964年秋、松山バレエ団が中国公演のために再度中国を訪れ、10月1日の国慶節に、清水正夫氏と夫人の松山樹子氏が祝賀パレードの観覧席に招かれた。

当時の日本には、松山バレエ団の『白毛女』と彼らの訪中公演を非難する勢力もあったが、松山バレエ団の日中友好活動は、次第に人々の理解と賞賛を獲得するようになる。1992年、中国訪問から帰国された天皇、皇后両陛下は、長期にわたって日中友好活動に従事してきた人々を謁見された。このとき、皇后陛下は、松山バレエ団が改編バレエ『白毛女』を創作したこと、訪中公演を行ってきたことに対し、清水氏に感謝のお言葉を述べられた。

中日両国の「白毛女」 

松山バレエ団の訪中公演は、毎回中国の観衆の熱烈な歓迎を受けている。この半世紀、100回以上も中国を訪れた清水正夫氏は、中日関係の発展の過程を自ら体験してきた。2004年9月22日、赴任間もない王毅駐日中国大使は清水正夫氏に会い、「清水先生と松山バレエ団は中国人民の真の朋友であり、中日民間友好のシンボルであり、両国の文化交流の旗印でもある。私たちは日本国民も中国人民と同様に、中日友好を望んでいると堅く信じています。中日友好は歴史の流れであり、中日両国にとって唯一の正しい選択です」と、語りかけた。

 
 1971年10月1日の中国国慶節の日に、清水正夫氏を団長、松山樹子氏を副団長とする日本の松山バレエ団が、北京の中山公園と人民大会堂で北京市民とともに中華人民共和国成立22周年を祝った。

中日文化交流に貢献してきた清水氏、松山氏に感謝を表すため、2004年10月、中国文化部は両氏に「文化交流貢献賞」を贈った。

 

「チャイナネット」2007年3月

北京週報e刊一覧
トップ記事一覧
インフレは依然、経済最大の潜在的懸念
「タイガーマザー」論争、どんな母親が優れているのか?
中国、水利整備を加速
潘魯生氏 手工芸による民族文化の伝承
特 集 一覧へ
第7回アジア欧州首脳会議
成立50周年を迎える寧夏回族自治区
現代中国事情
中国の地方概況
· 北京市  天津市 上海市 重慶市
· 河北省  山西省 遼寧省 吉林省
· 黒竜江省 江蘇省 浙江省 安徽省
· 福建省  江西省 山東省 河南省
· 湖北省  湖南省 広東省 海南省
· 四川省  貴州省 雲南省 陝西省
· 甘粛省  青海省 台湾省
· 内蒙古自治区
· チベット自治区
· 広西チワン族自治区
· 新疆ウイグル自治区
· 寧夏回族自治区
· 澳門特別行政区
· 香港特別自治区