円明園の宗天亮・報道官は19日、円明園が来月から大規模な遺跡保護プロジェクトを始動することを発表した。プロジェクトの重点項目は正覚寺の再建・保護、長春園宮門区の保護など8項目にわたるという。工事は来月から次々と着工され、2008年中に大体の工事を終え、2010年までには一新された円明園遺跡公園がほぼ完成する見込みだ。このプロジェクトにより、園内で景観用に使われている水は、来年からすべて再生水に切り換えられる。「新京報」が伝えた。
円明園保護プロジェクトで行われる8つの重点項目のうち、工事規模が最も大きく実施も最も難しいとされているのが、円明園で使われている景観装飾用水をすべて再生水に切り換える計画だ。清河再生水処理場が処理した数百万立方メートルにおよぶ再生水を引き入れて使う。円明園ではさらに、園内の水質を高め、ハスや遺跡にダメージがないように、植物や生物を使った最新の水質浄化技術を利用し、再生水の循環浄化を実施していく方針だ。
「人民網日本語版」2007年12月21日 |