中国国家観光局と日本国土交通省が中日国交正常化35周年を記念して実施した「中日3万人双方向観光交流活動」は8日夜、北京の人民大会堂で大成功のうちに終了を告げた。中日双方から400人余りの賓客が集い、中国国家観光局の邵琪偉局長、日本の冬柴鉄三・国土交通相、二階俊博・自民党総務会長が相次いで挨拶に立った。
「中日3万人双方向観光交流活動」は、中日両国間の観光と協力をさらに推進し、「ウィンウィンに立脚し、未来に着眼し、中日の観光交流事業の前向きな発展を促す」との両観光当局間の合意を実現するために実施された。
双方の共同努力の下、両国観光業界の交流と協力は、全く新たな発展の段階に突入。今年1~10月の日本から中国への渡航者は前年同期比7.9%増の延べ332万人、中国から日本への渡航者は同14.8%増の延べ125万人を記録し、両国はすでに観光の大交流時代を迎えている。
中日国交正常化35周年を記念するため、今年は「中日観光交流年」、第2回中日韓観光閣僚会議、中日青少年観光交流などの有意義な活動が相次いで実施されている。
「人民網日本語版」2007年12月10日 |