南京大虐殺から70年となる節目に、江蘇人民出版社・鳳凰出版社から「南京大虐殺史料集」の第29巻から第55巻が出版され、3日に南京で出版記念式典が行われた。中国・日本・西洋から集められた関係史料や証言が、計55巻、3000万字近くにまとめられ、読者に公開された。
第1巻から第28巻は2005年に出版されている。今回新たに出版された史料集には、「国際検察局の調書と米主流メディアの報道」、「ドイツ大使館・領事館の文書」、「米国大使館・領事館の文書」、「日本軍当局の記録と将兵の日記」、「生存者の口述続編」(3巻)、「財産損失統計」、「遭難者名簿」(8巻)などが含まれる。資料や記録は、全て原文のまま編集を加えずに収録された。
「人民網日本語版」2007年12月4日 |