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過去30年で海面が9センチ上昇、天津沿岸が最も深刻

 

過去30年で中国沿海の海面は平均9センチ上昇しており、2000年から2050年までにさらに13~22センチ上昇する見込みであることが、国家海洋局の発表でわかった。北京晨報が伝えた。

海面の上昇が最も急速なのは天津の20センチで、これに上海の12センチが続く。遼寧省・山東省・浙江省も軒並み10センチを超えている。福建省や広東省は5~6センチと比較的緩やか。中国沿海の海面上昇はさらに加速し、2000年から2050年までにさらに13~22センチ上昇する見込みだ。中国沿海の海洋観測ステーション16カ所のデータを分析したところ、1963~2006年の43年間、海温は年平均0.7度のペースで上昇している。冬の温暖化はさらに顕著で、上昇幅は1.0度に達する。中国沿海の海温上昇は世界の平均を明らかに上回るペースで進んでいる。

「人民網日本語版」2007年12月3日

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