中国商務部は21日、輸入メチルエチルケトンの反ダンピング案に対する最終裁定を発表した。裁定によると、日本・台湾・シンガポールから輸入されているメチルエチルケトンについてダンピングを認定、中国大陸部の関連産業が損害を受けているとされた。「中国新聞網」が伝えた。
ダンピングと認定されたメチルエチルケトンを輸入する業者は、22日から、最終裁定が確定した各輸入元のダンピング幅(9.6~66.4%)に応じて、反ダンピング税を税関に納めることが求められる。
メチルエチルケトンの反ダンピング案は、昨年11月22日に立件された。商務部は初期調査を経て2007年8月8日に初期裁定を発表、該当製品に臨時の反ダンピング措置を取ることを決定していた。
「人民網日本語版」2007年11月22日 |