5日に行われた1回目の減速による月周回軌道入り成功に引き続き、月探査衛星「嫦娥一号」は6日午前11時35分、2回目の減速に成功した。今回の減速は嫦娥一号の軌道を、近月点(月を回る軌道上で最も月に近い点)200キロ、遠月点1700キロ、周回時間210分のより小さな楕円形の軌道に変えるためのもの。3回目の減速は7日午前8時ごろに予定されており、成功すれば、月の南北極を通る高度200キロ・周回時間127分の円形の軌道に入り、この軌道から科学探査を始めることになる。「中国新聞網」が伝えた。(編集MA)
「人民網日本語版」2007年11月6日 |