生活ごみが増加し続けている深刻な状況に対して、北京市は都市生活ごみ処理代の徴収システムを導入、個人からの徴収率の向上を図り、初めてごみの量によって徴収額を変えるというシステムを確立する。中国新聞社のウェブサイト「中新網」が伝えた。
北京市市政管理委員会環境処の呉其偉処長は5日、北京・香港経済協力商談会で、同措置は経済的な手段によって根本からごみを減らそうという政府の決心を表していると述べた。徴収されたごみ処理代は主に、ごみの分類回収と運送の向上と規範化、ごみを減らすための新技術と新措置の推進に使われるという。
経済の発展に伴い、北京のごみにも根本的な変化が生じ、アンティーク家具、電化用品などの電子ごみの増加が顕著で、生活ごみの増加と多様化、複雑化は変化が激しく、同市の1日当たりの生活ごみ量は1万6800万トンに達している。
「人民網日本語版」2007年11月6日 |