パリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部でこのほど、150カ国余りが出席して、第16回「世界遺産条約」締約国総会が2日間開催された。24日の世界遺産委員会委員国選挙では、中国が105票の最高得票で当選した。
中国の世界遺産は1985年の条約加盟以来、35カ所が登録されている。中国は世界遺産の保護において積極的に国際協力を展開し、国際会議を数回開催し、世界遺産基金に毎年寄付を行っている。アフリカ遺産基金には100万ドルの寄付を行ったことがある。
世界遺産委員会は21カ国で構成。今回は9カ国が改選され、中国のほか、オーストラリア、エジプト、バーレーン、ブラジル、ナイジェリア、バルバドス、ヨルダン、スウェーデンが委員国に選出された。
「CRI」2007年10月30日 |