記者:いつ、成功を宣言できるのか?
葉培建氏:鍵となる節目は2回ある。まず、月に接近して3回の制動を経て、月の上空200キロメートルの周回軌道への投入に成功すれば、ほぼ成功したと言える。最難関は月周回で、プロセス上、月周回軌道への投入成功は重大なブレイクスルーを得たと言える。次に、ペイロード関連作業のスタート時で、画像送信に成功すると、我々の科学的目標が実現した証明となる。この2つの節目は、我々にとって試練の時となる。
記者:最初の画像が送られるのはいつか?その他の科学目標の完了とデータ集計に要する時間は?
葉培建氏:画像送信はやや遅れ、その他の情報伝送の方がやや早い。衛星の飛行形態の問題上、衛星が上がっても、それが正常な飛行状態でない場合、画像作成作業は不可能だが、その他のデータはただちに送信が可能だ。
孫輝先氏:誰もが画像を見たいと思っているが、カメラ撮影はやや遅くなるかもしれない。衛星の全状態が正常になるのを待ち、光源の条件が整って、ようやく撮影が可能となる。現在の打ち上げプロセスから見て、約1カ月間かかる見通しだ。
「人民網日本語版」2007年10月25日 |