開催中の第20回東京国際映画祭で、コンペティション部門でノミネートされた15作品のうち、中日合作映画「鳳凰、わが愛」に対するグランプリ受賞の期待が最も高いとされている。「新華網」が報じた。
この作品は、中国映画界の第6世代といわれる金○(ジヌ・チェヌ)監督の最新作。日本で人気の中井貴一や中国の苗圃(ミャオ・プゥ)郭濤(グォ・タォ)が主演する。
インタビューを受けた中井貴一は、「写実的な色彩が濃い力作で、映画に描かれた時代の中国は貧しいが、人々の心は豊かで、主人公の男女は何もない獄中でも、愛情と恋しさを持ちつづける」と答えた。
20日夜に行われた映画祭開幕式の特別試写会では、出演者が舞台挨拶をし、観客の熱烈な歓迎を受けた。
※ ○は、王偏に「深」の右側
「人民網日本語版」2007年10月23日 |