「中国の特色ある社会主義を建設する」理論は、中国の改革開放の立役者・鄧小平氏が提出したものである。鄧小平氏が中国共産党第12回全国代表大会開幕の挨拶で、「自らの道を歩み、中国の特色ある社会主義を建設する」理論を打ち出して以後、13大、14大、15大、16大及び17大は、一貫して中国の特色ある社会主義の偉大な事業を守り抜いていくことを強調している。
16期中央委員会報告は、改革開放以来の成果及び進展を遂げた根本的な原因は、中国の特色ある社会主義の道を切り開き、中国の特色ある社会主義の理論体系を形成したことにある、と指摘している。現在の中国では、中国の特色ある社会主義の道を歩むことは、本当の社会主義を堅持することを意味し、中国の特色ある社会主義の理論体系を堅持することは、本当のマルクス主義を堅持することを意味している。
「中国の特色ある社会主義の道」とは、中国共産党の指導の下で、基本的国情に基づき、経済的建設を中心とし、四つの基本的原則を堅持し、改革・開放を堅持し、社会生産力を解放・発展させ、社会主義的制度を整備し、社会主義的市場経済、社会主義的民主政治、社会主義的先進文化及び社会主義の調和の取れた社会を建設し、富強かつ民主的で、文明的で調和のとれた現代化国家を目指して努力することを指している。
「中国の特色ある社会主義の理論体系」は、鄧小平理論、「三つの代表」の重要な思想及び科学的発展観など重要な戦略的思想を含む科学的理論体系であり、開放的かつ不断に発展していく理論体系である。
「チャイナネット」2007年10月16日
|